ビットコイン新聞

コインチェックから5億2300万XEMが送られたウォレットですが、アドレスが特定されているのはご存知かと思います。凄腕ハッカー（漢字：水無凛、愛称：みなりん*）がこのアドレスから送られているネムを追跡しているなどと噂されています。

先ほど1月30日、22：30分頃からこのアドレスに動きがあったようです。確認してみました。

コインチェックからの不正送金で5億2300万XEMを受け取ったウォレット、先ほどから動き出していますね。22時33分からの15分ほどで13回の送金記録が。一体何が……？ pic.twitter.com/mdzWTnI986

— 高城泰 (@takagifx) 2018年1月30日

5億ネムが送信されたネムアドレスとは？

まず今回の件で5億ネムが送信されたネムアドレスについてです。こちらのネムの送信アドレスを確認できるサイトにアクセスしていただければわかりますが、「NC3BI3DNMR2PGEOOMP2NKXQGSAKMS7GYRKVA5CSZ」がコインチェックのネムアドレス「NC4C6PSUW5CLTDT5SXAGJDQJGZNESKFK5MCN77OG」が不正に送信されたネムアドレスです。

358行目 2018-01-26 00:04:56　100,000,000

1回目の一億ネムの不正送信は、2018-01-26 00:04:56に行われました。

356行目 2018-01-26 00:06:46 100,000,000

2回目の一億ネムの不正送信は、2018-01-26 00:06:46に行われました。

355行目 2018-01-26 00:07:04 100,000,000

3回目の一億ネムの不正送信は、2018-01-26 00:07:04に行われました。

350行目 2018-01-26 00:08:21 100,000,000

4回目の一億ネムの不正送信は、2018-01-26 00:08:21に行われました。

348行目 2018-01-26 00:09:22 100,000,000

5回目の一億ネムの不正送信は、2018-01-26 00:09:22に行われました。

以下の端数の不正送信は省略します。

ハッキングの所要時間の速さと出来事の重大性

00:04:56から00:09:22まで、4分26秒で、5億ネムが盗まれました。被害総額は日本円で580億円とされていますが、これに近い金額のものは東京スカイツリーです。建設費は約400億円。総事業費は約650億円です。そして、4分26秒に近いのはお湯を入れてから少し麺がのびかかったカップ麺だとします。お湯を入れる前はスカイツリーが見えていたはずで、食べようとしたらスカイツリーが消えていた状態なのです。

不正送信先ネムアドレスについて

ご自身でも確認してみたいという方は、こちらのネムの取引記録が確認できるサイトにアクセスしてください。

この画面が表示されます。

確かに記録どおり、ハッキングされたネムアドレスが稼働した痕跡があります。しかもそれぞれ送信先アドレスが違います。不気味です。本当に存在する適当なアドレスに送信し、追跡操作を撹乱させようとしているのでしょうか？

そこでネムアドレスをここに貼り付けようかと思いましたが、幸いネムには全く興味がないので遠慮しておきます。

カラーボールのついた仮想通貨ネムが使えないので、適当なアドレスにハッキングしたネムを撒き散らしていたら、ルパン三世や江戸時代の石川五右衛門もびっくりするに違いありません。余談ですが、石川五右衛門を調べたら、市中を引き回しのうえ、1594年8月24日、京都三条河原にて、一子と共に処刑されたとされていました。子供に罪は無かったのでは、と感じます。その処刑方法は「釜茹」です。高温のお湯の中で、苦しませないように子供を釜に沈めてから石川五右衛門も命を落としたとされています。

ハッカーも釜茹での刑にしたいところですね。

不正送信されたネムアドレスの所有者情報について

こちらに載っている「mizunashi.coincheck_stolen_funds_do_not_accept_trades:owner_of_this_account_is_hacker」がmizunashiさんであり、「coincheck_stolen_funds」とあるように、コインチェックを使っていると推測され、水無凛さんが疑われました。

Rin, MIZUNASHI (JK17)は17歳女子高生は本当なのか？

一応正しい名前表記を紹介致します♪
漢字：水無凛
愛称：みなりん*
多くの人が、「みなりん」と記載していると思いますが、「みなりん*」と最後に半角の * が入ります。
ここはかなり大切な部分ですので、テストに出ると思われます。

— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月29日

ユーモアかつ、拘りのあるネーミングのようです。これからの歴史のテスト（100年後くらい？）に、この事件を解決した凄腕ハッカーとして出る可能性が高そうです。

【取材をお申込みの皆様へ】現在全ての取材及び出演をお断りさせていただいております。
現在私がツイートした以上の詳細な情報は、公開する事はできません。
誠に申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月29日

不毛な記事しか書かないメディアや、報道規制ガチガチで台本出来レースのテレビ局等の取材は一切受け付けていないようです。

【必読】私の活動への質問をいただきました。
活動に対する指針は添付の文面になります。
ご一読の程、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/M9hRko58Rb

— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2017年12月24日

これだけの文書を書き上げる女子高生は、昨今いるのでしょうか？

ところが、実態を確認したところ、本当に17歳の女子高生でした。

と言いたいところなのですが、JK17とは自宅（J）警備員（K）17年の意味で、ベテランハッカーのようです（笑）。

編集後記

今回のネムのアドレスの動きがわかったところで、ハッキングされたネムをコインチェックが回収するのはほぼ不可能と言えます。「ホワイトハッカー」などと讃えられ、早くも今年の流行語大賞を獲得し、なりたい職業第1位に選ばれそうな勢いです。しかし、当該クラッカーが大きなバックグラウンドを持っていた場合、ホワイトハッカーの身が危ぶまれます。

つまり、世界を見渡せば金で人を殺す組織はいくらでも存在する、ということです。

コインチェックの和田代表は、ボディーガードをつけていることで有名ですが、本当にボディーガードをつけるべき人物は、このホワイトハッカー（17歳の女子高生）なのではないでしょうか？

みなりん*さんより、XEMが自身のアドレス宛に送られてきた場合、まずはガチホしてくださいとのこと。

リツイート、拡散お願いいたします。

— ペンギンペンタ (@tothemoon31) 2018年1月30日

すでに分身の術などを駆使している模様です。本物は「みなりん*」であり、「みなりん」と記載していると思いますが、「みなりん*」と最後に半角の * が入ります。ここはかなり大切な部分です。

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ビットコイン新聞編集部

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