前回の投稿で、コインチェックのアフィリエイトをお勧めできない理由を記事にしたところ、多くのアクセスと反響があり、コンチェックの代表から大丈夫な「はず」だと、太鼓判を押すツイートまで出た模様です。
コインチェックのアフィリエイトは明確な規約違反、有償でのユーザー勧誘等がない限り、全否認になる可能性は非常に少ないはずです!
もし規約違反に該当した場合でも弊社からメールで連絡しておりますので確認していただければと思います!— 和田 晃一良 (@wadakooo) 2018年1月15日
代表曰く、「非常に少ないはずです」との回答なので、全体像はまだ把握できていない状態だと思われます。また、コインチェックアフィリエイトの報酬支払い非承認の画面をツイッターで流していたブロガーに対しては、神対応が施されたとの情報があります。確認したところ、ご本人のツイート情報にその旨記載がありました。
CCアフィ全非承認の件ですがCCサポートと相談した結果、一部を除いてほとんどを承認に変えて頂けました。
CCサポートは神対応でした。また、下記ツイートはCCのイメージを悪くしてしまうので一旦消して、今回の件をブログのほうにまとめようと思います。https://t.co/OTVG8Zy8IA— 雪ねこ( ˘͈ ᵕ ˘͈ ) (@Yuki_coiner) 2018年1月15日
しかし、これに対してネットでは「またしても癒着が発生か?」、「他のアフィリエイターはどうなの?」、「登録やフォロワー多いアフィリエイトだけ庇ってそうじゃね・・・」、「こうなったらますますコインチェックのアフィリエイトやる気しね〜」、「指摘されたら訂正かよ、不具合認めたのコレ?」、「だからコインチェックの代表ボディーガードつけてんの?」などの意見がこれから氾濫することが想定されます。
アフィリエイトの報酬が発生していない方は今でも無念の気持ちでいっぱい
今でも報酬が支払われなかったことについて、無念の気持ちでいっぱいのアフィリエイターもいるようです。
去年夏に2人、XRPを勧めて目の前でコインチェックさんのアフィリエイトリンク踏んでもらって登録し、5万円以上の入金もして今もその2人はC Cさん使わせて頂いてますが、報酬は入ってきませんでした。勿論当時何回も問い合わせしましたが、理由は開示できません。で全て終わりました。
— 松優(マツユウ) (@yuujimatsuyama) 2018年1月15日
あれからビットコインを含めてアルトコインの価値も高騰していることから、その当時に戻って損害を計算するとかなりの金額になるのかもしれません。
僕のリンクから登録してくれた友人が100万円以上の売買をしてくれたのですが、入金が本人確認と50001円の入金の件のみでした。
問い合わせしても理由は開示できませんと返信を頂きました。
これってどうなんですか?— タモさん@岡山県北リップラー (@remonitor0203) 2018年1月15日
ツイート内容には、「規約違反に該当した場合でも弊社からメールで連絡しておりますので確認していただければと思います!」とありますが、業務多忙で登録確認のハガキ送付も遅延している取引所がそこまで真摯な対応をしているかどうかは疑わしい限りです。
海外取引所のアフィリエイターの報酬は億越え
アフィリエイトについては、いつの間にか仮想通貨ブロガーに転向した「イケダヤハト氏」や、インスタグラムにご執心の「はあちゅう氏」などのトップブロガーでもない限り、大した報酬にならないと諦めている方も多いかと思います。
しかし、世界を見渡せば仮想通貨取引所のアフィリエイトで億越えの報酬を稼ぎ出すスーパーアフィリエイターも存在し、努力次第で誰にでも億万長者になるチャンスがあります。中国のバイナンスという取引所は、トップのアフィリエイターの累計報酬が現時点で、76.55955089 BTC(1億3千万円弱)です。
以下、2位から51.01853324 BTC、37.04635929 BTCと続きます。
以上のことから、アフィリエイターを優遇することはその取引所にとっても大きなメリットになります。バイナンスが2017年の7月にオープンしてから短期間で成長したのは、縁の下でアフィリエイターが一生懸命バイナンス取引所を紹介したからだと考えられます。
また、バイナンスでは紹介したユーザーの Latest Commision History(直近の取引履歴)までが表示されるようになっています。これもアフィリエイターを安心させる要素となり、功を奏する結果となったことは言うまでもありません。
コインチェック取引所とバイナンス取引所は手数料の安さや、取り扱い通貨の多さなどを比較しても、雲泥の差があると言えます。仮想通貨取引所のアフィリエイトを専門とするアフィリエイターを邪険に扱うASPや広告主はこれからも多くなると思いますが、それと同時にその取引所の新規登録者が減っていくことは明らかです。
新規登録者が減ると、もちろん取引量の拡大は見込めず、取引所の主収入源となる手数料が入らなくなります。そうなると取引所は、スプレットを大きくしてその損失を補うしかなくなります。スプレットが大きくなると、利用者は他の取引所に鞍替えし、負のスパイラルが発生します。
覆水盆に返らず
これにて一件落着と思っているのは、当事者のみでしょう。他のアフィリエイターでもやっぱり怪しいと思っていた人も多く、中にはコインチェックのアフィリエイトは絶対にやらないと愛想を尽かした人もいるはずです。
インターネット空間の商材はアフィリエイターと共に育ち、アフィリエイターと広告主は共存共栄の関係にあることを忘れてはなりません。一度お盆から零れた水はお盆に戻らないように、失った信頼を取り戻すのは難しいと言えます。
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当事者となっている方のブログを拝見したら、グーグルのPPC広告を勝手に出されていたみたいです。しかし、グールのPPC広告を出してまでアフィリエイト狩りをしたい方が本当にいるのか私は信じがたいです。
グーグルにも事情を説明し、要請を出せば本人情報が開示されるでしょう。損失額によっては営業妨害として訴え、刑事事件にすることが可能かもしれませんね。
アフィリエイト報酬が発生していなくても当該ブログにはアクセスが集まったでしょうし、これから資金のある方は海外取引所のPPC広告を出すほうにシフトしていくのではないでしょうか?
そもそも、前回の記事に書かれてあったように、コインチェックのPPCを出すにあたり禁止ワードが設定されており、そのワードを曖昧にしているコインチェック側にも責任があるように感じてなりません。私もPPCを出そうと考えたことがありますが、「商品名」とあったことに不安があり、断念しました。
鋭い考察の記事をありがとうございます。また見に来ます。